ウクライナ駐英大使を解任、ゼレンスキー氏の発言を「皮肉」と指摘

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今年2月、英チャールズ国王への謁見を終えバッキンガム宮殿を後にするゼレンスキー氏/Kirsty O'Connor/AFP/Getty Images

今年2月、英チャールズ国王への謁見を終えバッキンガム宮殿を後にするゼレンスキー氏/Kirsty O'Connor/AFP/Getty Images

これらの発言について、NATO首脳会議の際に記者団から問われたゼレンスキー氏は当惑した様子で、「彼が何を言わんとしているのか分からない。他にどうやって感謝を示せばいいというのか? 彼に文書で知らせてもらおう。人々に何と礼を言えば十分感謝したことになるのかを。何なら朝目を覚ますなり、大臣へ直々にお礼を申し上げてもいい」と話した。

翌日、プリスタイコ氏はこうしたやり取りについてスカイニュースでインタビューを受けた。ゼレンスキー氏の受け答えに「わずかな皮肉」が込められているのかどうか問われたプリスタイコ氏は、「ちょっとした皮肉」が込められていることを認めた。さらに「この皮肉が健全なものだとは思わない」と続けた。

その上で「ロシア側に対し、我々の間に何か問題があることを見せる必要はない。彼らには我々が協力していると認識させなくてはならない。たとえ何が起きようと、ベン(・ウォレス国防相)は私に連絡し、言いたいことを何でも言える」と強調した。

CNNはプリスタイコ氏にコメントを求めようと試みたが、連絡が付かなかった。

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