英王室が戴冠式の招待状、カミラ王妃に初の「クイーン」の称号

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来月に戴冠式を控えるチャールズ国王(左)とカミラ王妃/Hugo Burnand/Buckingham Palace

来月に戴冠式を控えるチャールズ国王(左)とカミラ王妃/Hugo Burnand/Buckingham Palace

(CNN) 英王室は4日、来月に開催が予定されているチャールズ国王の戴冠(たいかん)式の招待状を公表した。招待状の中では、カミラ王妃に対して初めて「クイーン(Queen)」の称号が使われた。

招待状はリサイクルされたカードに印刷され、野生の花や英国の民話に登場するグリーンマンのイラストで縁取りされている。冒頭部分には、「国王チャールズ3世とカミラ王妃(クイーン)の戴冠式」と記されている。

カミラ王妃に対し「クイーン(Queen)」の称号が使われた戴冠式の招待状/Buckingham Palace/Press Association
カミラ王妃に対し「クイーン(Queen)」の称号が使われた戴冠式の招待状/Buckingham Palace/Press Association

カミラ王妃は、エリザベス女王の死去と夫の即位に伴い「王妃(クイーン・コンソート)」となっていた。

PAメディアは情報筋の話として、在位初期に王妃を「クイーン・コンソート」と呼ぶことは、エリザベス女王(クイーン)と区別するために意味があったと伝えた。

情報筋は、招待状の「チャールズ国王」に対する称号として「カミラ王妃(クイーン)」を使うのは適切だとし、戴冠式は公式の場でカミラ王妃(クイーン)を使い始めるのにふさわしい時期だとの見方を示した。

招待状は2000人のゲストに送付される。戴冠式は5月6日にウェストミンスター寺院で行われる。

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