スペインのウクライナ大使館で大使宛ての手紙が爆発、1人負傷

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爆発が起きたマドリードのウクライナ大使館に展開する警察=30日/Carlos Luján/Europa Press/AP

爆発が起きたマドリードのウクライナ大使館に展開する警察=30日/Carlos Luján/Europa Press/AP

(CNN) スペイン内務省の発表によると、首都マドリードのウクライナ大使館で11月30日、大使宛てに届いた手紙が爆発し、手紙を扱った職員1人が軽傷を負った。

スペインの警察は、ウクライナ大使館で爆発装置が爆発し、捜査を行っていると明らかにした。けがをした職員は病院で治療を受けている。

警察によると、封筒の開封時に爆発したのか、または単に移動させただけで爆発したのか、まだ明らかになっていない。

ウクライナ外務省の報道官は「クレバ外相が国外のすべてのウクライナ大使館の警備を強化するよう緊急指示を出した」と述べた。

さらに「今回の爆発が誰の仕業であれ、ウクライナの外交官を脅したり、ウクライナの強化とロシアによる侵略への対抗に努める外交官の日々の仕事を止めたりすることには成功しないだろう」とのクレバ氏の言葉を引用した。

スペイン外務省の声明によると、ウクライナ大使館で爆発した手紙はポホレルツェフ大使宛てだった。負傷したのはウクライナ人職員だという。

事件を受けて、北大西洋条約機構(NATO)外相会合に参加のためルーマニアを訪問中のスペインのアルバレス外相は支援と連帯を表明した。

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