クリミア半島の橋で大規模爆発、一部崩落 ロシア当局

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爆発後の「ケルチ橋」。崩落した橋の一部や炎の立ち上る鉄道車両が見える/Stringer/Reuters

爆発後の「ケルチ橋」。崩落した橋の一部や炎の立ち上る鉄道車両が見える/Stringer/Reuters

(CNN) ロシアに併合されたウクライナ南部クリミア半島とロシア本土をつなぐ欧州最長の橋「ケルチ橋」で8日早朝、燃料タンクが爆発し、複数のロシア当局者によると、橋の一部が崩落した。

ロシア国営タス通信によると、プーチン大統領はケルチ橋の「緊急事態」を調査する政府委員会の設立を直ちに命じた。

タス通信によると、ロシア緊急事態当局と交通当局のトップが現場入りしているという。

ロシアが任命したクリミアのセルゲイ・アクショーノフ首長は、爆発後に橋の一部が崩落したことを確認した。

SNSに投稿された橋の画像には、車道や鉄道橋の一部が海中に崩落した様子が写っている。上方の鉄道車両から立ち上る炎も見える。

ケルチ橋は全長19キロで、ロシア本土クラスノダール地方とクリミア半島をつないでいることから戦略的重要性が高い。

橋は黒海とアゾフ海をつなぐケルチ海峡に架かっている。アゾフ海沿岸にはマリウポリを含むウクライナの主要港湾が位置する。

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