米国人など10人、捕虜交換で解放 ウクライナで戦闘中に親ロシア派が拘束

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拘束されていた2人の米国人、アレクサンダー・ドルークさん(左)とアンディ・フインさん(右)/COURTESY BUNNY DRUEKE & JOY BLACK

拘束されていた2人の米国人、アレクサンダー・ドルークさん(左)とアンディ・フインさん(右)/COURTESY BUNNY DRUEKE & JOY BLACK

(CNN) サウジアラビアの仲介によるロシアとウクライナの捕虜交換で、親ロシア派に拘束されていた米国人2人と英国人5人を含む10人が解放された。

米退役軍人のアレクサンダー・ドルーク(39)さんとアンディ・フインさん(27)は今年6月、ウクライナ北東部ハルキウで、ウクライナのために戦っていて拘束された。親族は2人が解放されたことを確認した。

英国のリズ・トラス首相は、英国人5人が解放されたとツイートしている。

サウジアラビア外務省によると、ほかにも捕虜となっていたモロッコ、スウェーデン、クロアチア国籍の3人が解放された。

親族によると、ドルークさんとフインさんは在サウジアラビア米国大使館で保護されており、健康診断を受けて事情説明を行った後に、米国に帰国する。

サウジアラビア外務省は、ロシアとウクライナの戦争捕虜交換の一環として捕虜10人が解放され、サウジアラビアに移動したと発表した。

米国人2人はハルキウ近郊の戦闘の最中に、親ロシア派勢力「ドネツク人民共和国(DPR)」の捕虜となっていた。

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