ロシア軍は橋の破壊を受けて「撤退」 ウクライナ南部ヘルソン州
(CNN) ウクライナ当局者は16日までに、ウクライナ南部ヘルソン州で、ウクライナ軍が主要な橋を破壊したため、ロシア軍がドニプロ川左岸に撤退したと明らかにした。主要な橋の破壊は3つ目で、当該の地域での通行が不可能になったとしている。
ウクライナ軍の報道官は地元メディアに対して、ロシア軍の指揮官が、ドニプロ川左岸に避難するために移送ルートの残骸をどのように利用しているのか目撃していると述べた。
同報道官によれば、3本の橋を破壊したことで、右岸にいるロシア軍に対して重量のある軍装備品を移送したり弾薬を供給したりすることを阻止している。
ウクライナ軍によれば、ウクライナ南部では防衛線に沿ってロシア軍の激しい砲撃が続いている。
ウクライナ軍によれば、14日夜にはミコライウや集落などを狙った多連装ロケット砲による攻撃で2人が死傷した。
ミコライウ市では住宅地や港湾施設も砲撃を受け、通信設備や工業施設が被害を受けた。