シュノーケリングの女性、サメにかまれて負傷か 英国では1874年以来

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英コーンウォール・ペンザンスの港/Ian Woolcock/Adobe Stock

英コーンウォール・ペンザンスの港/Ian Woolcock/Adobe Stock

(CNN) 英イングランド南西のコーンウォール沿岸で、シュノーケリングをしていた女性がサメにかまれたと思われるけがを負い、沿岸警備隊に救助された。英国で人がサメに襲われるのは、1874年以来と伝えられている。

沿岸警備隊は、コーンウォールのペンザンスで脚をサメにかまれてけがをしたと思われるシュノーケリング客救助のため、7月28日に現地の救助隊を派遣したことを確認。ペンザンス港で負傷者に対応し、救急隊に引き継いだとしている。

けがをした女性はシュノーケリングツアーの参加者だった。ツアーを主催したブルーシャーク・シュノーケル・トリップス社は、こうしたことが起きるのは「極めてまれ」だと強調。「知っての通り、自然環境で野生動物と触れ合うことを選べば、こうしたことは起こり得る。私たちが最も望まないのは、臆測に駆られて何の罪もないサメをメディアが悪者扱いすることだ」とコメントしている。

同社によると、けがをしたシュノーケル客は応急手当てを受け、自分で歩いてボートから降りられる状態だったという。

女性を襲ったとされるサメの種類について、詳しいことは分かっていない。

人がサメにかまれたという報告は世界の中で米国が最も多く、2021年は計47件の報告があった。しかし英国周辺の海にサメはほとんど存在していない。

英保護団体によると、英国では過去175年の間、サメが挑発されていないのに人を襲ったという記録はなかった。

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