北朝鮮、日本海に向けて短距離弾道ミサイルを発射

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先月の軍事パレードに姿を見せた北朝鮮の金正恩総書記/Korean Central News Agency/Korea News Service/AP

先月の軍事パレードに姿を見せた北朝鮮の金正恩総書記/Korean Central News Agency/Korea News Service/AP

(CNN) 韓国当局は7日、北朝鮮が短距離弾道ミサイル少なくとも1発を朝鮮半島東岸沖の海域に向けて発射したと明らかにした。潜水艦から発射された可能性が高いとしている。

韓国軍合同参謀本部によると、ミサイルは現地時間午後2時7分、北朝鮮東岸の新浦地域から発射された。

日本の海上保安庁は同2時25分、弾道ミサイルの可能性のあるものが日本海に落下したとみられると発表した。

韓国軍合同参謀本部によると、韓国と米国の情報当局が今回の発射について分析中で、韓国軍は即応態勢を維持している。

北朝鮮は4日にも同国東岸沖に向けて弾道ミサイルを発射していた。

北朝鮮は今年に入りミサイル実験を加速させている。失敗に終わったと推定される3月半ばの発射も含めると、今回の発射は今年14回目となる。

これと比較して、2020年の発射回数はわずか4回、21年も8回にとどまっていた。

北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記は4月25日の軍事パレードで、核兵器の開発を「可能な限り早く」強化すると言明。軍事専門家からはこのパレードについて、固体燃料ミサイルをはじめとする兵器の開発に向けた金総書記の野心を垣間見せるものだとの指摘が出ている。

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