マリウポリ住民を極東ロシアへ強制移送か、ウクライナ主張

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(CNN) ウクライナ議会の人権オンブズマンを務めるリュドミラ・デニソワ氏は23日、ロシアがウクライナ南東部マリウポリ市の住民を極東ロシアの沿海地方へ強制的に送り出していると主張した。

SNS「テレグラム」への投稿で、ボランティアから聞いた話としてロシアのナホトカ市に今月21日、マリウポリ市の住民ら308人を乗せた列車が到着したと説明。このなかには子ども連れの母親、生徒や身体障害を抱えた住民らが含まれていたとした。

同氏は、同市の駅に着いたこれら住民の写真も掲載した。ウクライナから沿海地方は約8000キロ離れている。

マリウポリ市長の顧問を務めるペトロ・アンドリュシチェンコ氏も21日、「ロシアはマリウポリ住民の308人を沿海地方のウラジオストク市へ移動させた」と報告。マリウポリ市長室のテレグラムの公式アカウントによると、このうちの90人が子どもだという。

「学校や寮に収容された後、沿海地方の異なる場所へそれぞれ送られる計画になっている」と指摘した。ウラジオストク市の地元メディアも、列車で到着したマリウポリ住民の写真や動画を伝えた。

デニソワ氏はまた、マリウポリ住民はバスでウランゲリ市の臨時の宿泊施設へ運ばれ、ロシア内での就労が可能となる新たな文書を受け取る予定になっているともした。「占領国家のロシアによる戦争時の文民保護を定めるジュネーブ条約の重大な違反であり、占領地の住民の強制移住や送還は禁止されている」と強調した。

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