帆船が麻薬密輸用「潜水艇」を拿捕、18世紀の技術が勝利 エクアドル海軍

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エクアドル海軍の大型帆船「グアヤス」=2012年5月23日、米マンハッタン/Don Emmert/AFP/Getty Images

エクアドル海軍の大型帆船「グアヤス」=2012年5月23日、米マンハッタン/Don Emmert/AFP/Getty Images

麻薬密輸潜水艇の大半は実際には「低乾舷船(LPV)」で、本質的には船倉の大半が水面下に入るボートだが、「半潜水艇」と呼ばれるより高度な船もある。こちらはハッチと空気取り入れ口のみが水面上に出る設計になっている。

LPVが最初に登場したのは1990年代後半。コロンビアの麻薬カルテルは当時、米法執行当局によるカリブ海でのパトロールをかいくぐり、違法な貨物を米国内に運び込むための方法を探していた。

一方、帆船の最盛期は18世紀と19世紀初頭、英仏スペインのような欧州列強が商船を守るために海軍艦隊を構築していた時代にさかのぼる。1800年代半ばに蒸気動力が登場したことで、帆を動力とする軍艦はお払い箱となった。

ただ、一部の国は今でも新兵に基礎的な操船術の訓練を行う目的で帆船を使っており、英ウェブサイトの「トール・シップス・ネットワーク」によると、コロンビアやベネズエラ、メキシコの軍隊ではグアヤスの姉妹船が使用されている。

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