ミャンマー、抗議デモで逮捕の5600人を釈放へ

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インセイン刑務所を出発するバスから手を振る新たに釈放された収容者=18日、ミャンマー・ヤンゴン/STR/AFP/Getty Images

インセイン刑務所を出発するバスから手を振る新たに釈放された収容者=18日、ミャンマー・ヤンゴン/STR/AFP/Getty Images

(CNN) ミャンマー軍事政権がヤンゴンのインセイン刑務所に収容されていた政治犯数百人を解放した。ロイター通信が19日、地元メディアの報道を引用して伝えた。

これに先立ち軍事政権は18日、国軍の支配に抗議したとして今年2月のクーデター以降に逮捕された5600人あまりを釈放すると発表。釈放の条件として、国家に対する一切の暴力行為は行わないという誓約書に署名させるとしていた。

政治犯を支援する非営利組織AAPPによると、2月のクーデター以来、9000人以上がミャンマーの治安部隊に逮捕され、うち推定7355人が今も拘束されている。

同国ではクーデター以来、抗議デモが何カ月も続き、国境地域では武装勢力が台頭。武力弾圧によって数千人が拘束され、拷問の横行が伝えられていた。

18日には軍事政権トップのミンアウンフライン最高司令官が東南アジア諸国連合(ASEAN)を非難した。ASEANは先週、地域会合からミンアウンフライン最高司令官を排除すると表明。次週行われる首脳会議には「非政治的」代表を招くとした。

ASEAN議長国のブルネイは、ミャンマーが平和を取り戻すための行程表について「進展が不十分」と述べていた。

ミンアウンフライン最高司令官はこれに対して、暴力が続く原因は反対勢力の「挙国一致政府(NUG)」や民族武装集団にあると主張。18日のテレビ演説で、「テロリスト集団の挑発が原因でさらなる暴力が起きている」「そうした暴力には誰も構わず、我々にのみ問題の解決を要求している。ASEANはそれに取り組むべきだ」と力説した。

AAPPは軍事政権による政治犯釈放について、外国政府の目をそらすための措置にすぎないと強調。自宅軟禁状態にあるアウンサンスーチー氏を含め、政治犯全員を釈放するよう要求した。

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