タリバンが祝勝パレード、獲得した米国製兵器を誇示 アフガン南部

南部カンダハルで米軍撤退を祝うタリバンの兵士/Stringer/EPA-EFE/Shutterstock

南部カンダハルで米軍撤退を祝うタリバンの兵士/Stringer/EPA-EFE/Shutterstock

(CNN) アフガニスタンの実権を掌握したイスラム主義勢力タリバンは1日、南部カンダハルで祝勝パレードを行い、米国製の装甲車や新たに獲得した兵器を誇示した。

SNSに投稿された動画には、タリバンがパレードでアフガン軍や米軍の残した兵器を誇示する様子が写っている。これに先立ち、最後の駐留米兵の一団がアフガンを離れ、同国はタリバンの手中に収まっていた。

軍事パレードでは、ハンビー(高機動多用途装輪車両)や装甲仕様のSUV(多目的スポーツ車)に乗った戦闘員がタリバンの白い旗を振っており、車両の多くはほぼ完全な状態に見える。最近獲得したヘリコプター「ブラックホーク」1機がタリバンの旗をなびかせながら、戦闘員の上空を飛ぶ場面もあった。

タリバンの支持者がカンダハル州のタリバン系知事の話を聞く/Stringer/EPA-EFE/Shutterstock
タリバンの支持者がカンダハル州のタリバン系知事の話を聞く/Stringer/EPA-EFE/Shutterstock

この前日には、戦闘員がカブール空港の放棄された格納庫の中を歩く様子をとらえた動画が浮上。格納庫には米国が残した機材が散らばっていた。

動画のひとつでは、米軍風の制服を着用し米国製の兵器を持った戦闘員が、格納庫内に駐機したヘリコプター「CH―46シーナイト」を調べる様子が映っている。戦闘員がかつてアフガン空軍のものだった飛行機やヘリコプターの操縦席に座って、写真撮影のポーズを取る様子も見られる。

新たに獲得した武器を誇示するタリバンの兵士/Stringer/EPA-EFE/Shutterstock
新たに獲得した武器を誇示するタリバンの兵士/Stringer/EPA-EFE/Shutterstock

ただ、国防総省のカービー報道官は8月31日、CNNに対し、タリバンの戦闘員が放棄された航空機を調べる画像について「過度に懸念はしていない」と説明。「彼らは機体を見ることも周囲を歩くこともできるが、飛ばすことはできない。彼らでは運用できない」との見方を示していた。

カービー氏はまた、空港に残された航空機や地上車両はすべて米軍が使用不能な状態にしており、運用可能なのは一部の消防車とフォークリフトのみだとも述べていた。

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