カブール空港に向けロケット5発、民間車両から発射か

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カブール空港に向けロケット5発、発射車両が炎上か

(CNN) アフガニスタン首都カブールにあるハミド・カルザイ国際空港に向けて現地時間30日、5発のロケットが発射されたことが分かった。米当局者がCNNに明らかにした。

空港に設置されている「C―RAM」防衛システムがロケットに対応したという。現時点で死傷者の情報はない。

C―RAMは自動システムで、飛来する攻撃兵器を探知し、目標着弾前に機関銃で破壊する。米軍を狙う飛行体を迎撃破壊するためにイラクやアフガニスタンで使用されてきた。

米当局者は空港を狙った今回のロケットについて、過激派組織イラク・シリア・イスラム国(ISIS)の分派組織「ISIS―K」が発射した可能性が高いとの見方を示しつつも、断定するのは時期尚早だと注意を促した。

今回のロケット攻撃では、民間車両が即席プラットフォームとして使われたとみられる。CNNが入手した動画には、ロケットの発射後、カブール市内の通りでこの車両が火に包まれる様子が映っている。

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