アストラゼネカ製ワクチン、ドイツは60歳以上に限定

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ドイツでは270万人がアストラゼネカ製新型コロナウイルスワクチンの1回目を接種している/Jens Büttner/dpa/Getty Images

ドイツでは270万人がアストラゼネカ製新型コロナウイルスワクチンの1回目を接種している/Jens Büttner/dpa/Getty Images

(CNN) ドイツのメルケル首相は30日、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンについて、予防接種常任委員会(STIKO)の勧告に従い、接種対象を60歳以上に限定すると発表した。

メルケル氏が首都ベルリンでの記者会見で語ったところによると、60歳未満で接種を希望する人は、医師からリスクについての十分な説明を受けたうえで受けることができる。

シュパーン保健相はまもなく接種対象となる60~69歳の年齢層に向け、接種を躊躇(ちゅうちょ)する必要はないと呼び掛けた。

60歳未満ですでにアストラゼネカ製ワクチンの1回目を打っている場合、2回目を投与するかどうかについては、STIKOが来月末に指針を発表するという。

ドイツではこの勧告に先立ち、ベルリンとミュンヘン、東部ブランデンブルク州がそれぞれ60歳未満への接種を停止していた。

アストラゼネカ製ワクチンをめぐっては、接種後に血栓が生じる例が報告され、ドイツを含む十数か国が接種を一時停止した。これに対して欧州医薬品庁(EMA)と世界保健機関(WHO)は、血栓との関連を示す証拠はないとし、接種のベネフィット(利益)はリスクを上回るとの見解を示していた。

ドイツではアストラゼネカ製ワクチンの接種が始まってから、1回目の接種後にまれな脳血栓が生じた例が31件報告されている。

保健省の集計によると、同国ではこれまでに270万人がアストラゼネカ製ワクチンの1回目接種を受けた。副作用の報告は10万件に1件の割合とされるが、具体的な症状や重篤度は示されていない。

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