新型コロナワクチン、変異種にも有効 2つの研究で報告

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新型コロナウイルスワクチンの接種を受けるウェストバージニア州の州兵/Edwin L. Wriston/US Army National Guard

新型コロナウイルスワクチンの接種を受けるウェストバージニア州の州兵/Edwin L. Wriston/US Army National Guard

(CNN) 米ファイザーやモデルナが開発した新型コロナウイルスワクチンについて、変異種に対しても予防効果があることを裏付けたとする2つの研究結果が発表された。

研究チームはそれぞれ、モデルナまたはファイザーのワクチンを2回接種した人の血液に対し、英国と南アフリカで確認された変異種2種の効果をテストした。

その結果、変異したウイルスは、ワクチン接種で獲得された一部の抗体は免れていたものの、完全に免れることはできてないことが分かった。

米ロックフェラー大学の研究チームは臨床試験の一環として、モデルナまたはファイザーのワクチンを2回接種された20人から採取した血漿(けっしょう)を検査した。

その結果、ワクチンによって強力な抗体反応が生成され、数カ月から数年にわたって新しい抗体をつくり続ける細胞も生成されていることも判明。変異したウイルスは、一部の抗体を免れることができていたが、被検者の身体はそのウイルスに対して違う種類の抗体を送り込んでいた。

研究者は「たとえ効力が減退したとしても、全体的な反応は圧倒的で、問題にはならないはずだ」と説明する。この研究はオンラインで発表され、同じ分野の研究者による査読は受けていない。

一方、ファイザーが製造・販売するワクチン開発にかかわった独ビオンテックのウール・シャヒン最高経営責任者(CEO)のチームは、英国の変異種に対するワクチンの効果をテストした結果、「中和活動に生物学的に有意な差はなかった」と報告した。それでも念のため、ワクチンの改良に着手することが賢明だろうと述べている。

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