香港当局、民主派47人を国安法違反で起訴

警察に出頭する香港大学法学部副教授の戴耀廷(ベニー・タイ)氏=2月28日、香港/Anthony Kwan/Getty Images

警察に出頭する香港大学法学部副教授の戴耀廷(ベニー・タイ)氏=2月28日、香港/Anthony Kwan/Getty Images

香港(CNN) 香港当局は2月28日、民主派の活動家ら47人を香港国家安全維持法(国安法)に違反したとして起訴した。中国政府による昨年の施行以降で最大規模の適用となった。

政権転覆の共同謀議に関与したとして有罪になれば、最高で終身刑を科される可能性がある。

民主派が2020年7月に実施した予備選にからんで、香港では著名な議員や活動家ら53人が逮捕されていた。予備選は、2020年9月に予定されていた立法会(議会)選挙に向けた候補者選びだった。民主派は立法会選挙で過半数の獲得を目指していた。

選挙は最終的に新型コロナウイルスの流行のために延期となったが、予備選への参加は国安法違反となる可能性があるとの警告も出されていた。

起訴されたのは男性39人、女性8人で年齢は23~64歳。3月1日に出廷する。

出頭前に妻を抱擁する男性。男性は民主派の予備選に参加していた=2月28日/Anthony Kwan/Getty Images
出頭前に妻を抱擁する男性。男性は民主派の予備選に参加していた=2月28日/Anthony Kwan/Getty Images

今回の起訴で国安法の適用が急速に拡大していることが示された。これまでは、国安法で起訴され出廷した人数は限られていた。

国安法は、独立や政権転覆、テロ、外国勢力との共謀などを犯罪とみなしている。香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官らは以前、国安法の適用は限定され、少数の過激派だけを対象にすると語っていた。

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