新型コロナはサウナやウオツカで治る、豪語のベラルーシ大統領が感染

戦勝記念の軍事パレードに息子(写真左)とともに参加したベラルーシのルカシェンコ大統領=6月24日、ロシア・モスクワ/Handout/Getty Images

戦勝記念の軍事パレードに息子(写真左)とともに参加したベラルーシのルカシェンコ大統領=6月24日、ロシア・モスクワ/Handout/Getty Images

(CNN) ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が、新型コロナウイルスに感染し、症状が出ることなく回復したと語った。国営ベルタ通信が28日に伝えた。

ルカシェンコ大統領はこれまで何度も新型コロナウイルスのリスクを軽んじる発言を繰り返し、家庭療法を奨励して厳格な対策を拒むなど、欧州の中では特異な存在となっていた。

ベルタ通信によると、ルカシェンコ大統領は訪問先の軍事基地で、「今日、あなた方の前にいる人物は、新型コロナウイルスを克服して自分の足で立っている」と演説した。

さらに、「私が言った通り、国民の97%は無症状でこの疾患を切り抜ける。ありがたいことに、私もこの無症状の人々の仲間入りをした」と付け加えた。統計的な裏付けは示していない。

米疾病対策センター(CDC)の推計では、新型コロナウイルス感染者のうち症状が出ない人は約40%を占める。

ルカシェンコ大統領はこれまで、新型コロナウイルスを集団「精神疾患」として一蹴し、サウナやウオツカでウイルスを退治できると主張。厳格な対策を講じることを拒んで批判の的になっていた。

ルカシェンコ大統領自身もそれまで通りの公務を続け、5月には毎年恒例の軍事パレードを実施。政府の会合や趣味のホッケーも続けていた。

ベラルーシの人口は950万人。米ジョンズ・ホプキンス大学の統計によると、28日までに報告された症例数は6万7366例、死者は543人となっている。

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