米歌手ジル・ソビュールさん、住宅火災で死亡 66歳 「I Kissed a Girl」がヒット
(CNN) 1995年のヒット曲「I Kissed a Girl」などで知られる米歌手ジル・ソビュールさんが1日、住宅火災のため死亡した。66歳だった。広報会社が明らかにした。
1995年のアルバムに収録された「I Kissed a Girl」は、LGBTQ(性的少数者)をテーマにした楽曲として初めてビルボードのヒットチャートでトップ20入りを果たした。
一躍有名になるきっかけを作ったのは、同年の人気映画「クルーレス」の挿入歌「スーパーモデル」だった。
90年代のデビューアルバムでスタートしたキャリアは30年以上にわたる。12枚のアルバムでは死刑や摂食障害、LGBTQ+などのテーマを取り上げ、ニール・ヤング、シンディ・ローパー、トム・モレロなどのアーティストとも共演した。
2009年のアルバムリリース後、長期の休止期間を経て18年にリリースした「Nostalgia Kills」が最後のアルバムとなった。

2014年にロサンゼルスでコンサートを行ったときのジル・ソビュールさん/Michael Tullberg/Getty Images
本人のウェブサイトによると、ソビュールさんは今週末、コロラド州で公演する予定で、夏から秋にかけても全米で公演を予定していた。
広報会社は年内に追悼行事が開かれると発表した。