学校が墓地で数学の授業、対人距離の対策 デンマーク

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新型コロナウイルス対策の一環として、数学の「野外授業」が行われている/Getty Images

新型コロナウイルス対策の一環として、数学の「野外授業」が行われている/Getty Images

(CNN) デンマークの中学校で教会の墓地を使った数学や統計学の野外授業などが試みられている。CNN記者が取材、報告したもので、新型コロナウイルス対策の対人距離の確保を図ると同時に墓石の番号も活用した授業となっている。

記者によると、全ての生徒が戻ってきても人と人との間に一定の物理的距離を置く予防策を徹底するための十分な場所はないと判断された。

この中で教会に生徒が集まり、教師が説教壇に立って数学の授業を行い、墓地の墓石に記される多数の数字を使った統計学の一部の授業を進めるなどの対策が編み出されたという。

デンマーク政府もこの種の授業形態を推奨しているとし、「学校は出来る限りの多くの授業を野外で進めるべきだ」の立場を示している。

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