ロシア、キーウを空から攻撃 ウクライナによる大胆な無人機攻撃から数日後
(CNN) ウクライナ空軍は6日、SNSのテレグラムで、ウクライナに向けて複数の方向からロシアの弾道ミサイルと無人機(ドローン)が発射されたと明らかにした。
首都キーウの軍政責任者ティムール・トカチェンコ氏によると、市内各地の建物で落下した破片やドローン攻撃による火災が報告された。キーウ州にいるCNNプロデューサーは、少なくとも2回の爆発音を耳にしたと伝えた。
トカチェンコ氏は、ロシアがドローンで住宅地を狙ったと非難し、キーウのソロミアンスキー地区に建つ高層ビルが損傷したと明らかにした。
キーウのクリチコ市長も、市内の複数の地区で火災が発生したと報告した。
この数日前、ウクライナ治安当局はロシア国内の奥深くへ大胆なドローン攻撃を実施。複数の飛行場を攻撃し、ロシアの軍用機41機を損傷させていた。
3日には、ロシアに併合されたクリミア半島とロシア本土を唯一直接結ぶケルチ大橋に対しても、水中に設置した1100キロの爆発物で攻撃を行っていた。