香港でまた衝突、警察が催涙ガス発射 デモは12週目に

鉄の棒を投げようとするデモ参加者/Chris McGrath/Getty Images AsiaPac/Getty Images

鉄の棒を投げようとするデモ参加者/Chris McGrath/Getty Images AsiaPac/Getty Images

香港(CNN) 先週から比較的平穏な状態が続いていた香港で24日、数千人規模のデモ隊が警察と衝突し、機動隊が10日ぶりに催涙ガスを発射した。

九龍地区に繰り出したデモ隊は、従来の民主化要求に加え、政府が市内に設置している監視カメラ付きの「スマート街灯」はプライバシー侵害に当たると抗議。街灯を壊したり、路上に集まってバリケードを組んだりした。

参加者らは手にぱちんこのような器具や鉄の棒、れんがなどを掲げ、機動隊が催涙スプレーで鎮圧を図った。

香港政府は同日夜の声明で、デモ隊の「破壊行為と暴力行為」を非難し、複数のスマート街灯が意図的に壊されたと指摘した。さらに、スマート街灯にはデモ隊が反発を示すような顔認識機能を搭載していないと説明した。

香港政府の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官はフェイスブックに「みんな疲れている」と書き込み、対話を呼び掛けた。林鄭氏はまた、暴力の停止を呼び掛けるだけでなく、根底にある社会問題を解決する必要があるとの見方を示した。

香港の地下鉄を運営する香港鉄路(MTR)は24日、乗客と職員の安全を確保するため、デモが予定される地区の運行を停止すると発表した。

2週間前に大規模デモの舞台となった香港国際空港周辺ではこの日もデモが計画されていたが、空港当局は23日、空港への道路を封鎖する行為は違法とみなされ、禁錮刑や罰金の対象となる可能性があると警告。これを受けてデモは中止された。

一方、香港から中国本土を訪れ、何らかの理由で15日間の行政拘留処分を受けていた男性(28)は24日に釈放された。

中国当局は香港との境界で、旅行者の携帯電話やかばんの検査を強化しているとの情報がある。

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