シチリアにクジラの死骸漂着、プラスチックで胃が詰まる?

専門家によると、死骸が見つかったマッコウクジラは若いメスだった/Greenpeace Italy

専門家によると、死骸が見つかったマッコウクジラは若いメスだった/Greenpeace Italy

(CNN) イタリア南部シチリア島の海岸に先週、若いクジラの死骸が打ち上げられた。環境保護団体によると、クジラの腹はプラスチック製の袋などで膨れ上がっていた。

環境NGOグリーンピース・イタリアによると、シチリア島の観光地チェファルーの海岸に17日、推定7歳ほどのマッコウクジラの死骸が漂着した。

同団体は海岸に横たわる死骸の写真をフェイスブックに投稿。胃の中から大量のプラスチックが見つかり、死因の調査が始まったところだと報告した。イタリアの海岸では過去5カ月のうちに、マッコウクジラ5頭の死骸が見つかっているという。

死骸は地元メッシーナ大学自然史博物館のカルメロ・イスグロ氏らが19日に解剖した。同氏はフェイスブックに投稿した動画の中で、クジラの腹に詰まったプラスチック袋を示し、「これがクジラの食べたイカ、そしてこれは全部プラスチックだ」と説明している。

別の動画では体内から取り出したプラスチックをリサイクルごみの箱に入れながら「信じられない」と話した。

同氏はCNNとのインタビューで、胃の中から数キロ分のプラスチックが出てきたと話し、「プラスチックが詰まって食べ物が通らなくなっていた。これが死因だった可能性は非常に高い」と指摘した。

マッコウクジラの寿命は70~80年とされ、死骸はまだ歯も生えていない子どもだったという。

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