1万メートル超の深海にもプラスチックごみ、記録達成の潜水で発見

米国人の海底探検家、ビクター・ベスコボ氏が史上最深部への潜水を成し遂げた/Courtesy Discovery/Five Deeps Expedition
写真特集:マリアナ海溝最深部に潜水

米国人の海底探検家、ビクター・ベスコボ氏が史上最深部への潜水を成し遂げた/Courtesy Discovery/Five Deeps Expedition

(CNN) 米国の海底探検家が13日、有人潜水艇を使って太平洋南端のマリアナ海溝にあるチャレンジャー海淵(かいえん)の潜水に挑み、単独潜水の新記録を達成したと発表した。

チャレンジャー海淵の深さは世界最高の1万927メートル。この海底にもプラスチックごみが沈んでいた。

記録を達成したのは資産家のビクター・ベスコボ氏(53)。潜水艇で複数回にわたってチャレンジャー海淵に潜り、5月1日に1万927メートルの海底に到達した。それまでの深海潜水は、映画監督のジェームズ・キャメロン氏が2012年に打ち立てた記録が最高だった。

ベスコボ氏はこの潜水で、生命の起源を探る手がかりとなり得る新種4種を発見した。さらに、海底でポリ袋1枚と、キャンディーの包みを何枚か見かけたと伝えている。

マリアナ海溝の深さは、世界最高峰エベレストの標高を上回る。

チャレンジャー海淵には、エビのような姿をした巨大な端脚類や、海底にすむナマコなどが生息していた。探査チームはこうした生物について、体内のプラスチックの量を調べる検査を行う意向。

チャレンジャー海淵の潜水は、米ディスカバリーチャンネルの番組撮影の一環として実施された。同番組ではマリアナ海溝など世界の5大深海の探査を行っており、次回は8月に、まだ未踏の北極海のモロイ・ディープに挑む。

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