ボーイング最新鋭機、半年足らずで2度目の墜落 エチオピア機事故

ボーイングの737MAX8型機が離陸する様子=2016年1月29日、ワシントン州レントン/Stephen Brashear/Getty Images

ボーイングの737MAX8型機が離陸する様子=2016年1月29日、ワシントン州レントン/Stephen Brashear/Getty Images

(CNN) エチオピア航空の旅客機が10日、同国の首都アディスアベバの空港から飛び立った直後に墜落し、搭乗していた157人全員が死亡した。墜落したのは、昨年10月にインドネシア沖で墜落事故を起こしたライオン・エアーの旅客機と同型の米ボーイング最新鋭機「737MAX8」だった。

ライオン・エアー機もやはり離陸後間もなく墜落し、189人の搭乗者全員が死亡していた。

現時点でエチオピア航空機の墜落原因は分かっておらず、ライオン・エアー機の墜落事故との関連を裏付ける証拠はない。

ただ、墜落した経緯には共通点もある。いずれも安全性に定評のある航空会社が運航していたにもかかわらず、ライオン・エアー機は離陸から13分後、エチオピア航空機は離陸から6分後に墜落していた。

エチオピア航空機は、ライオン・エアー機のような激しい高度の変動には見舞われなかったものの、やはり急降下していったん高度を立て直した後に墜落していた。

ライオン・エアー機の墜落には、MAX8型機に導入された新しい安全システム「MCAS」が関係していた。同システムでは、データをもとに危険があると判断すると、自動的に機首が下がる。ところが同機の場合、誤ったデータに基づき同機に失速の危険があると判断して、システムが反応していた。

操縦士は、自動的に機首を下げようとするシステムに対して何度も抵抗を試みていた。ボーイングはこれについて、操縦士は同システムが作動していることを認識して、システムを停止させるべきだったと説明している。

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