インド、カシミールのパキスタン支配地域を空爆 テロ情報受け

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紛争地帯で兵士が殺害されたことを受けて、外出禁止令時に警備に立つインド人兵士=2月18日/RAKESH BAKSHI/AFP/AFP/Getty Images

紛争地帯で兵士が殺害されたことを受けて、外出禁止令時に警備に立つインド人兵士=2月18日/RAKESH BAKSHI/AFP/AFP/Getty Images

ニューデリー(CNN) インド当局は26日、パキスタンと領有権を争うカシミール地方のパキスタン支配地域で、テロ組織の訓練キャンプを空爆したと発表した。

インドのゴーカレ外務次官が26日、首都ニューデリーで記者団に語ったところによると、空爆はテロ攻撃が実行される可能性を示す信頼性のある情報に基づき、同日早朝に実施された。

標的となったのはパキスタンの過激派組織、ムハンマド軍(JeM)の訓練キャンプだという。

カシミール地方のインド支配地域では今月14日、車を使った自爆テロがあり、インドの民兵40人が死亡した。インドはJeMによる犯行との見方を示し、パキスタンが直接かかわった確かな証拠があると主張。経済、外交面でパキスタンを国際的に孤立させる報復措置を予告していた。パキスタンは関与を強く否定している。

インドが空爆を発表した数時間前、パキスタン軍の報道官はツイッターを通し、インド軍機がパキスタン領空を侵犯したと発表。パキスタン空軍機が緊急発進したところ、インド軍機はパキスタン支配地域のバラコット付近に搭載物を投下して逃げたが、死傷者や物的被害は出なかったと述べた。

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