ゾウ狩猟再開や肉のペット食料化を提言、ボツワナ

ボツワナのチョベ国立公園の川で水浴びをするゾウ/CHRIS JEK/AFP/AFP/Getty Images

ボツワナのチョベ国立公園の川で水浴びをするゾウ/CHRIS JEK/AFP/AFP/Getty Images

(CNN) アフリカ南部ボツワナの委員会は23日までに、ゾウの狩猟禁止の撤回やゾウの肉を缶詰のペット用食料にすることなどを認める提言をまとめた。

昨年就任したモクウィツィ・マシシ同国大統領は閣僚らから成る委員会に2014年に導入された狩猟禁止令の再検討を指示。今回の報告書を今後、さらに吟味するとした。必要とあれば最終決定を下す前に国会が検討する機会も与えるとした。

ボツワナには約13万頭のゾウが生息。野生動物観察の観光客らにとって同国は人気の目的地ともなっている。ただ、生息数の水準をめぐって論議が高まり、農作物を荒らすとの主張も出ている。

提言の報告書には狩猟禁止の終了の他、定期的かつ制限あるゾウの処分、ゾウの肉の缶詰処理の承認、狩猟産業を拡大させる法的な枠組みの作成や歴史的な水準を踏まえたゾウの生息数の管理なども含まれた。

ゾウの保護団体の調べによると、ボツワナ内での密猟はかつてないほどの水準に達している。北部での調査によると、約90頭の死体が見付かり、2014年の同様調査での9頭からは激増した。

科学者によると、アフリカが欧州の植民地化の波に洗われる前には最多で2000万頭のゾウが生息。しかし、1979年までには130万頭に急減。2016年に発表されたアフリカ全体を対象にしたサバンナに住むゾウの初調査によると、生息数は07~14年に少なくとも30%に当たる14万4000頭減少していた。

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