中国の「象牙女王」、タンザニアで禁錮15年の実刑

中国人のヤン・フェン・グラン被告。「象牙女王」とも呼ばれた/Tanzania National Anti-Poaching Taskforce

中国人のヤン・フェン・グラン被告。「象牙女王」とも呼ばれた/Tanzania National Anti-Poaching Taskforce

(CNN) 東アフリカのタンザニアで象牙の密輸にかかわり、「象牙女王」とも呼ばれた中国人の女に対し、同国の裁判所が19日、禁錮15年の実刑を言い渡した。タンザニア当局がCNNに明らかにした。

判決を言い渡されたのは中国人のヤン・フェン・グラン被告(70)。象牙860本(約645万ドル=約7億円相当)の密輸にかかわった罪で有罪判決を受けた。

共謀者とされるタンザニア人2人にも、同時に判決が言い渡された。

被告らはタンザニアの自然保護法に違反した罪にも問われ、密輸した象牙の2倍に当たる1290万ドルの罰金を命じられた。

裁判所によると、被告らは判決を不服として控訴しているという。

検察によると、ヤン被告は中国とタンザニアのエリート層との人脈を利用して、東アフリカと中国を結ぶ供給網を確立、世界を横断する象牙の取引を行っていたとされる。

ヤン被告は2015年9月にタンザニアの最大都市ダルエスサラームで逮捕されていた。

同被告は1975年、ダルエスサラームとザンビアを結ぶ鉄道を建設していた中国の建設会社の通訳としてタンザニアに渡航。中国人の中でもいち早く、流ちょうなスワヒリ語を身に着けた。

98年、ダルエスサラームに開店したレストランは中国人や地元の富裕層の間で人気が高まり、当局によると、ヤン被告はこの店などを象牙の違法取引の拠点として利用していた。

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