プーチン氏に東ドイツ秘密警察の身分証、保管記録から発見

身分証に張られた白黒写真には、若い頃のプーチン氏がネクタイ姿で写っている/State Security Service records

身分証に張られた白黒写真には、若い頃のプーチン氏がネクタイ姿で写っている/State Security Service records

(CNN) 旧東ドイツの秘密警察「シュタージ」の身分証が、このほどドイツで保管されていた記録の中から見つかった。身分証に張られていたのは、ロシアの大統領ウラジミール・プーチン氏の若い頃の写真だった。

身分証が発行されたのは1985年。当時のプーチン氏は、旧ソ連の情報機関「国家保安委員会(KGB)」に所属して、シュタージとの連絡役を担っていた。

プーチン氏は1985~90年にかけ、東ドイツのドレスデンに滞在していた。ドイツ紙ビルトは、身分証が保管記録の中から見つかったことは、プーチン氏がシュタージのために働いていた証だと伝えている。

一方、シュタージ記録庁はCNNの取材に対し、プーチン氏はシュタージの施設を利用するためにこの身分証を使っていたと述べ、「KGBは東ドイツの15地区で、シュタージの施設を使っていた。プーチンのケースもそれだった」と説明。身分証の存在は、プーチン氏がシュタージに所属していたことを裏付けるものではないと話している。

ロシアのペスコフ報道官はロイター通信の取材に対し、「KGBとシュタージは情報機関としてパートナー関係にあった。従って、このような身分証を交換していた可能性は排除できない」と語った。

身分証に張られた白黒写真には、若い頃のプーチン氏がネクタイ姿で写っている。裏には1989年までのスタンプが押されていた。

当時は民主主義を求める運動が共産党政権を揺るがし、やがて東西ドイツの統一とベルリンの壁崩壊につながった。

プーチン氏はその後、ロシア連邦保安庁(FSB)のトップになり、2000年に大統領に選出された。

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