アサド体制批判のラジオ司会者ら射殺 シリア北西部

射殺されたラジオ司会者、ラエド・ファレス氏の葬儀に集まった人々/MUHAMMAD HAJ KADOUR/AFP/AFP/Getty Images

射殺されたラジオ司会者、ラエド・ファレス氏の葬儀に集まった人々/MUHAMMAD HAJ KADOUR/AFP/AFP/Getty Images

(CNN) シリア反体制派の最後の拠点、北西部イドリブ県にある都市カフルナブルで、アサド政権や過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」への批判を展開していたラジオ司会者、ラエド・ファレス氏が何者かに射殺された。

シリアのジャーナリスト協会が24日に発表したところによると、ファレス氏と活動家でジャーナリストのハムード・ジュナイド氏は過激派グループに追われ、23日にカフルナブル市内で殺害された。

反体制派の在英NGO、シリア人権監視団も、両氏が同市で正体不明の武装集団に襲われて死亡したと発表した。

これまでに犯行声明は出ていない。

ファレス氏は1972年生まれ。カフルナブルで2013年、内戦下のシリア情勢を発信するラジオ局「ラジオ・フレッシュ」を設立した。米国が今年6月、反体制派地域への支援を打ち切るまで、放送を通して社会正義や民主主義を訴え続けた。

14年にはISISの集団に胸部を撃たれ、拉致されたり拷問を受けたりしたこともあった。

同氏の友人がCNNに語ったところによると、自宅周辺に爆弾を仕掛けられたことは数え切れず、車は自分の墓場になるから買わないなどと冗談を飛ばしていたという。

米国務省のシリア担当特別顧問ジム・ジェフリー氏と国務次官補代理のジョエル・レイバーン氏はフェイスブックに、殺害された両氏を「英雄」とたたえ、死を悼む共同声明を出した。国務省のナウアート報道官もツイッターで哀悼の意を表した。

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