ノーベル文学賞延期の性的醜聞、仏写真家に強姦罪で禁錮2年

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強姦罪に問われた仏写真家ジャンクロード・アルノー被告に対し、禁錮2年の判決/JONATHAN NACKSTRAND/AFP/AFP/Getty Images

強姦罪に問われた仏写真家ジャンクロード・アルノー被告に対し、禁錮2年の判決/JONATHAN NACKSTRAND/AFP/AFP/Getty Images

(CNN) スウェーデンの裁判所は1日、強姦(ごうかん)罪に問われたフランスの写真家ジャンクロード・アルノー被告に対し、禁錮2年の判決を言い渡した。アルノー被告はノーベル文学賞の選考に当たるスウェーデン・アカデミーと関係が近く、被告をめぐるスキャンダルで今年の文学賞発表が見送られる事態に発展していた。

アルノー被告が有罪を言い渡されたのは2011年の事件。同年に起きた別の事件でも強姦罪に問われていたが、こちらは無罪となった。被告はいずれの罪状も否定していた。

裁判所の声明によれば、被害者には補償金などが支払われたという。

アルノー被告の妻、カタリーナ・フロステンソン氏はアカデミー会員を務めていたが、スキャンダルを受けて辞任した。被告による性的暴行やセクハラの疑惑については、スウェーデン紙が昨年暮れに初めて報じていた。

アルノー被告に対しては、計18人の女性が1996年から2017年にかけての性的な被害を告発。大半は公訴時効を迎えていたが、今年6月に入り、11年10月に起きた同じ女性に対する2件の事案で訴追されていた。

このスキャンダルを受け、今年のノーベル文学賞は発表見送りが決まった。ノーベル文学賞75年の歴史の中で延期は初めての事態だった。

スウェーデン・アカデミーを巡っては他にも、アルノー被告とフロステンソン氏が運営する文化フォーラムへの資金拠出が利益相反規定に違反するとして批判が噴出。フロステンソン氏を含む会員6人が辞任している。

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