息子を小児性愛者に「ネット販売」、カップルに禁錮刑 独

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息子をインターネット経由で小児性愛者に売っていたとして母親が禁錮刑を言い渡された
/Thomas Kienzle/AFP/Getty Images

息子をインターネット経由で小児性愛者に売っていたとして母親が禁錮刑を言い渡された /Thomas Kienzle/AFP/Getty Images

ベルリン(CNN) ドイツ南部フライブルクの裁判所は8日までに、現在10歳の息子をインターネット経由で小児性愛者に売っていたとして、母親(48)とパートナーの男(39)にそれぞれ禁錮12年半と同12年の刑を言い渡した。

裁判所の発表によると、カップルの罪状は2015年5月から息子を繰り返し強姦・虐待したうえ、16年からはインターネットを通じ他の男に売って性行為をさせていたというもの。

虐待の様子は映像に収められており、通報を受けた警察が昨年カップルを逮捕した。パートナーの男には裁判所の判断で服役終了後も予防拘禁の措置が取れられる。

事件に関連してカップルの「顧客」とみられている複数の男も起訴された。スペイン人の男1人も有罪判決を受けている。

カップルはこのほか、15年に3歳女児に対しても性的に虐待していた。女児は精神衛生上の問題を抱えており、母親から今回禁錮刑を受けた女に何度か預けられ、世話を受けていた。 カップルは息子に対し3万ユーロ(約390万円)、女児には1万2500ユーロの支払いを命じられている。

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