グアテマラ噴火、192人が行方不明 死者は72人に

フエゴ火山噴火の犠牲者のひつぎを担いで通りを歩く人々

フエゴ火山噴火の犠牲者のひつぎを担いで通りを歩く人々

(CNN) 中米グアテマラの国家災害対策当局は6日までに、フエゴ火山の噴火による行方不明者が少なくとも192人に上っていることを明らかにした。死者も少なくとも72人に増えているという。

3日に突然噴火したフエゴ火山からは大量の火山灰と岩石が噴出し、斜面を滑り落ちていった。中腹に位置する複数の町は、高温のガスを含むこれらの噴出物にのみ込まれた。

フエゴ火山から約40キロ離れた首都グアテマラ市に住む女性は5日、記者団に対し、火山の近くに住む両親、兄弟、姉妹、親類が行方不明になっていると説明。生存の可能性は低いと述べたうえで、遺体が見つかるまで救出作業を続けてほしいと訴えた。

当局の発表によると、5日午後には新たな火山灰や岩石が噴出し、複数の余震が発生した。火山からの噴出物は大量の雨と混ざり合って土石流を引き起こす恐れがある。

消防士や救急隊員はわずかな可能性を信じて生存者の捜索を続けている。国家警察は、火山灰に埋もれた家屋から警官の1人が女の子の赤ちゃんを無事に助け出す動画をソーシャルメディアに投稿した。

ただ高温状況での救助活動は困難を極めている。消防隊員らが履いている長靴の底は熱で溶け、呼吸もままならない。消防士の支援活動に従事する男性は「実際のところ現場には1軒の家も残っていない。おそらく生存者はいないだろう」「子どもや大人の遺体が数多く見つかっている」と話した。

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