イタリア総選挙、投票締め切り 中道右派連合が最大勢力か

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イタリア総選挙は接戦の様相を呈している

イタリア総選挙は接戦の様相を呈している

(CNN) 4日投開票のイタリア総選挙の投票が締め切られた。出口調査の結果では票が割れ、接戦の様相を呈している。

国営イタリア放送協会(RAI)が伝えた出口調査によると、欧州連合(EU)に懐疑的な新興政党「五つ星運動」が得票率29~32%と、単独政党ではトップの勢い。

与党・民主党が20.5~23.5%で2位につけている。

ベルルスコーニ元首相が率いる野党「フォルツァ・イタリア」と、移民排斥を訴える「同盟」(旧北部同盟)はそれぞれ13~16%の支持を得た。両党に小規模政党「イタリアの同胞」を加えた中道右派連合が最大勢力になるとの見方が強い。

ベルルスコーニ氏自身は税金詐欺事件で有罪判決を受けているため、首相に返り咲くことはできない。

各党の指導者らはソーシャルメディア上での発言を控えて結果を見守っているようだ。北部同盟のサルビーニ書記長だけが「私の最初の言葉は『ありがとう』だ」とツイートした。

ただし、イタリアの出口調査は必ずしも信頼性が高くない。最終的な開票結果は現地時間の5日午後2時(日本時間午後10時ごろ)に発表される。

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