ロヒンギャ武装集団が襲撃、約100人死亡 ミャンマー

ラカイン州にある警察の検問所

ラカイン州にある警察の検問所

(CNN) ミャンマー西部のラカイン州で週末にかけて武装集団による襲撃が相次ぎ、国営メディアによると武装集団の約80人と治安部隊の12人、市民6人が死亡した。一連の襲撃については、武装集団「アラカン・ロヒンギャ救世軍」が犯行声明を出している。

同州では25日に警察署や軍の基地が襲撃される事件が多発。国営紙は州当局の話として、再びテロリストによる襲撃が相次いだことを受け、治安部隊が警戒態勢を強化したと伝えている。

同州に住む少数派のイスラム教徒ロヒンギャは、仏教徒を中心とする同国で差別的な扱いをされ、特に仏教過激派集団の標的にされてきた。

今回の襲撃事件では、武装集団が火器や爆弾を使用。病院前で子どもが撃たれるなど、市民少なくとも6人が犠牲になった。

集落が襲撃されて住宅88棟が破壊された事件では、警察や住民がテロリスト500人あまりを撃退したと国営紙は伝えている。

州当局によると、25日の襲撃では警察の拠点や軍の基地など少なくとも21カ所が狙われた。基地では武装集団の推定150人が襲撃を試みたが、兵士が反撃したとしている。

相次ぐ襲撃を受けて破壊された村からは、住民数千人が避難した。

バングラデシュ外務省は26日、ラカイン州の住民数千人が国境付近に集まり、バングラデシュに入国しようとしていると伝えた。

同省によると、2016年10月に同様の事態が起きた際は、市民約8万5000人がバングラデシュに流入した。今回もそうした事態の再発が憂慮されると述べ、ミャンマーに対して市民を守るよう促している。

今回の衝突は、コフィ・アナン元国連事務総長率いる諮問委員会がラカイン州のロヒンギャの処遇に関する報告書を発表した直後に始まった。

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