米軍、南シナ海で「航行の自由作戦」 トランプ政権で初

「航行の自由作戦」を遂行した米海軍の駆逐艦「デューイ」

「航行の自由作戦」を遂行した米海軍の駆逐艦「デューイ」

(CNN) 米国防当局者によると、米海軍の駆逐艦「デューイ」は24日、中国が領有権を主張する南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島ミスチーフ礁から20キロ以内の海域を航行した。中国を牽制(けんせい)する「航行の自由作戦」の一環で、トランプ政権下では初となる。

国防相のデービス報道官は、今回の作戦の詳細については確認を避けたものの、CNNに対して「南シナ海を含め、アジア太平洋地域で日常的に運航を行っている」と述べ、「我々は国際法で認められたどんな場所でも飛行、航海、運航を行う」と強調した。

航行の自由作戦に対して中国はこれまで、重大な違法行為であり、意図的な挑発だとして強く反発してきた。これに対して国防総省は、「1つの国家、あるいは1つの水域に関するものではない」としている。

オバマ前政権下の米国は、南シナ海で定期的に航行の自由作戦を実施していた。しかしトランプ政権では中国との衝突を避けるため、これまで作戦の実施を見合わせているとの見方が出ていた。

中国は、パラセル(西沙)諸島やスプラトリー諸島を含む南シナ海の広大な海域について領有権を主張している。これに対してフィリピンやベトナムなど複数の国や地域が異議を唱える。

米国防当局者がCNNに語ったところによると、米軍は今年に入って航行の自由作戦の実施許可を求めたが、米中関係改善を目指す一環として、国防総省に退けられていた。

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