米英、ロシアとシリアに経済制裁を検討 アレッポ空爆受け

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米国のケリー国務長官

米国のケリー国務長官

死者が増え続けているのに交渉が一向に進展しない現状については、「外交を模索しているのは、それが我々の持てる手段だからだ」と釈明した。

ジョンソン外相は「我々はロシアを相手に、人道的に正しいことをしようとして苦慮している」と強調、制裁などの外交手段によって「いずれ加害者は痛手を被る」と付け加えた。

ケリー長官はこれに先立つ15日、スイスのローザンヌでロシアのラブロフ外相や国連のデミストゥラ・シリア担当特使らと会談。事態の打開には至らなかったものの、「紛争終結について望まれる結果」など一部の重要事項に関しては「広範な合意」があったと説明していた。

ロシアと米国の対立に阻まれ、シリア和平は実現が難しくなっている。

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