シリア内戦で多国間会議、成果なく終了 スイス

会合が開かれたローザンヌでは厳しい警備態勢が敷かれた

会合が開かれたローザンヌでは厳しい警備態勢が敷かれた

(CNN) シリア内戦の打開策を探るためスイス・ローザンヌで開かれていた多国間会議は16日までに、停戦合意などの大きな成果を得られないまま終了した。

会議には米国、ロシア両国外相や国連のデミストゥラ特使も参加。米国務省によると、サウジアラビア、カタール、トルコ、イラン、エジプト、イラクやヨルダンの各国代表も加わっていた。

ロシアのラブロフ外相は会議前、協議の行方に大きな期待は抱いていないとの悲観的な見通しを表明。一方、ケリー米国務長官は戦闘が激化し人道危機も懸念されるシリア北部アレッポ市での停戦合意や人道支援の実施などの必要性を強調していた。

アレッポ市はロシア軍の空爆支援を受けるシリアのアサド政権軍が包囲して攻撃を加速し、食糧にも事欠いて孤立する市民約25万人に対する国際社会の懸念が強まっている。

米国はアサド政権打倒を目指す反体制派に肩入れしている。

シリアでは今年9月、米ロ主導でいったん停戦合意を果たしたがその後、戦闘が再燃して停戦は崩壊していた。米ロ両国は責任をなすりつけ合う非難合戦を繰り返している。米国はシリア問題に関するロシアとの協議打ち切りにも踏み切っていた。

この中でローザンヌでの会合は停戦回復などで交渉の糸口を見出せるかが焦点ともなっていた。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]