ギリシャ難民キャンプで火災、大量収容に苛立ちと不安

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海岸に捨てられた大量のライフジャケット。難民にとって、レスボス島は最初にたどり着く欧州への玄関口の1つ

海岸に捨てられた大量のライフジャケット。難民にとって、レスボス島は最初にたどり着く欧州への玄関口の1つ

レスボス島に現在いる難民は5300人を超す。しかし収容人員は3500人が限度で、劣悪な居住環境にこれからどうなるか分からないという不安が重なって、難民認定を待つ人たちは絶望や苛立ちを募らせているという。

UNHCRは当局に対し、親と離れ離れになった子どもたちを早く本土に移動させ、難民認定の待ち時間を短縮するよう促している。

中東の内戦を逃れ、地中海を渡って欧州を目指す難民にとって、レスボス島は最初にたどり着く欧州への玄関口の1つ。国際移住機関(IOM)の8月半ばの推計によると、今年に入って海路で欧州にたどり着いた26万4513人は、ほとんどがギリシャかイタリアに漂着した。

航海の途中で命を落とした人は3165人に上る。このままのペースで推移すれば昨年1年間の3771人を上回る見通しだという。

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