五輪控えたリオ、新設の自転車道崩落で5人死傷
リオデジャネイロ(CNN) 夏季五輪の開幕が8月に迫ったブラジルのリオデジャネイロで21日、海岸沿いに新設された自転車専用道が崩落し、2人が死亡、3人が負傷した。
この数時間前、リオデジャネイロ五輪の始まりに向け、聖火の採火式がギリシャで行われたばかりだった。
市当局によると、海岸沿いに設置された自転車専用道が強い波を受け、幅50メートルにわたってビーチに崩落した。
この事故で男性2人が死亡し、3人は救助された。
自転車道は五輪開催に向けた市の開発プロジェクトの一環として1200万ドル(約13億円)をかけて建設され、今年1月に市長が開通を宣言していた。
リオデジャネイロ南部まで延長する計画もあり、市は施工業者にプロジェクトの見直しを指示したとしている。
現場近くにいた人たちは、同日午前11時ごろ、ソーシャルメディアを通じて当局に通報。自転車で通りかかった男性は、直後に現場を撮影した映像をフェイスブックに投稿した。