米特殊部隊、イラクでISIS掃討作戦を開始

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パソコンなどから入手した情報を活用することも視野に入れているという

パソコンなどから入手した情報を活用することも視野に入れているという

CNNが入手した情報によれば、特殊部隊の作戦は過去数年間にイラクやアフガニスタンで使った戦略を再現する形となる。十分な情報を収集したうえでテロリストの潜伏先などを急襲し、パソコンや携帯電話などの押収品からさらに情報を入手したうえで、関係先を素早く攻撃するという方法だ。

昨年5月にはシリアで同様の作戦を実行し、ISISのアブ・サヤフ幹部を殺害、同幹部の妻を拘束した。押収品や妻への尋問から、ISISの組織網について多くの情報が得られ、その後の作戦に活用することができたという。

ただシリアでは、この作戦と14年に失敗した人質救出作戦を除き、ISIS戦闘員らを狙った殺害作戦は全て空爆によって実行されてきた。地上部隊の派遣はより直接的な手段だが、リスクも大きくなる。

カーター長官は昨年12月に議会での証言で、イラクへ特殊部隊を送り込み、さらにシリアにも派遣する可能性があると発表していた。

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