ISISが民間人7人の首切断、大統領府で数千人が抗議デモ アフガン

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抗議の意思を示すため南部ザブール州で殺害された遺体が首都カブールまで運ばれた

抗議の意思を示すため南部ザブール州で殺害された遺体が首都カブールまで運ばれた

犠牲者となったのはモンゴル系イスラム教徒で少数民族のハザラ人だ。政治家で遺族の代理人を務めるズルフィカル・オミド氏によれば、3月にカブールと南部カンダハルをつなぐ高速道路で31人が連れ去られる事件が起きて以降、ハザラ人の拉致事件が相次いでおり、これまでに少なくとも53人が拉致されている。

10日にはザブール州の隣のガズニ州で8人が救出されたが、それでも政府の対応への不満は高まっている。犠牲者の遺体は埋葬されず、ガズニ州の知事執務室、そしてカブールへと運ばれた。オミド氏は「怒りを示すためにカブールの大統領府に遺体を(運んだ)」と語った。

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