米軍、アルカイダの大規模基地を長期間知らず アフガン

アルカイダの大規模訓練基地の詳細について、半年以上も把握できず

アルカイダの大規模訓練基地の詳細について、半年以上も把握できず

ワシントン(CNN) アフガニスタンで反政府武装勢力や過激派掃討に当たる米国が、アルカイダがアフガン南部の2カ所に築いた大規模な軍事訓練基地の存在を半年以上も知らず、同基地破壊の作戦が遅れていたことが22日までにわかった。

アフガンで治安維持の作戦を進める米軍主導の有志連合筋が明らかにした。基地壊滅の大規模な作戦は今月初旬に実施され、米国防総省などは大きな戦果を公表していた。

有志連合筋によると、同国南部カンダハル州の対パキスタン国境沿いにある訓練基地は昨年11月から使われていたが、米軍は基地の詳細情報などについて今年7月まで入手出来ていなかった。2つの基地の広さは約2.6平方キロと約77.7平方キロ。

米国防総省の報道官は、アルカイダが基地の存在をどれだけの間隠し続けていたのかについては触れなかった。有志連合筋は、壊滅作戦に必要な偵察任務などに数百時間かけたとしながらも、作戦がより早く実施されなかった理由には言及しなかった。

この基地の壊滅作戦では、米軍が63回の空爆を実施。地上戦では、アフガン軍と米軍の兵士計200人以上が標的に攻撃を加えたとしていた。一連の攻撃で殺害した敵戦闘員らは160人以上とも推定。米国防総省報道官は攻撃で多数の兵器とデジタルメディア機器も押収したと述べていた。

基地に多数のアルカイダや関係組織の戦闘員らが集結していたことについては、パキスタン軍の作戦に圧力を受け、アフガン側に押しやられたと見ている。

有志連合筋によると、基地では技術習得が重視され、基礎と高等訓練用の区画に分割。体力増強、小火器から爆発物などの武器操作や狙撃術などを教えていたという。

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