ロシアがシリアに戦闘機を配備 米ロ国防相が電話会談
ロシア側の意図は不明だが、シリア軍への空からの支援や人道支援活動に焦点が置かれる可能性がある。米政府は、ロシアが今後少数の地上部隊も派遣するとも予測する。
一方、ケリー米国務長官は18日、ロンドンで、ISIS掃討が最優先であることに変わりはないものの、オバマ政権は「シリアに関する政治的解決」も模索しており、「アサド政権が長く存続するようではこの目標は達成できないと考える」と述べた。
ただ、米国務省のマーク・トナー副報道官は同日、ケリー氏やカーター氏の会談を受けて米ロ関係が新たな局面を迎えたわけではなく、米ロ両軍のハイレベル協議は「依然として保留中だ」としている。