ロシアがシリアに戦闘機を配備 米ロ国防相が電話会談

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ロシアのプーチン大統領。ロシア軍がシリア内での活動を活発化させている

ロシアのプーチン大統領。ロシア軍がシリア内での活動を活発化させている

ワシントン(CNN) ロシアがシリア・アサド政権への軍事支援を強化する中、カーター米国防長官は18日、ロシアのショイグ国防相と電話会談を行った。ロシアは新たに戦闘機をシリア国内に送り込むなど、引き続き軍事的な動きを強めている。

米ロの国防相級会談は、ロシアによるウクライナ南部クリミア半島の併合で両国間の軍事協議が停止して以来初めて。

米国防総省のピータ-・クック報道官は声明で、「建設的な会談だった」と指摘。「シリアでの軍事衝突の回避のための対応策について、双方がさらなる協議を行うことで合意した」と述べた。

米国防総省の高官によると、ショイグ国防相は、ロシアが最近シリア国内で進めている軍備増強について「防衛的な性質のもの」であり、アサド政権に対するロシアの義務を果たすのが狙いだと述べた。

シリア国内でのロシアの軍備増強は、地上目標も攻撃可能な戦闘機のほか、少数の主力戦車、装甲兵員輸送車両で構成されているとみられている。米当局者は18日、ロシアのスホイ戦闘機4機がシリアに到着したとしている。

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