EU閣僚が難民対応で緊急会合、大量流入続く

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EUは緊急会合を開き、新たに12万人の難民を受け入れる案について協議した

EUは緊急会合を開き、新たに12万人の難民を受け入れる案について協議した

これに対応してオーストリアの内務省も国境管理を強化すると発表。警察に加えて兵士2200人を配備し、人道支援や国境警備に当たらせる。

ドイツのメルケル首相とオーストリアのファイマン首相は15日にベルリンで会談し、対応を協議する。

ハンガリーではセルビアとの国境の警備を強化する法律を15日から施行。新設された有刺鉄線のフェンスをよじ上った者に対して3年の禁錮を定めると共に、難民申請者を待機させるための国境通過区域を新設する。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、マケドニアにも12~13日にかけて約8600人の難民が隣国ギリシャから流入した。多くはシリアやイラク、アフガニスタンの出身で、ギリシャからマケドニア、セルビア、ハンガリー、オーストリアを経由してドイツを目指しているという。

英政府は14日、シリア難民2万人の受け入れ対応に当たる大臣を任命。さらに、シリアとレバノン、ヨルダン、トルコの難民支援のため、国連や非政府組織への援助額を10億ポンド(約1855億円)に引き上げると表明した。

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