明朝時代の「万里の長城」、3分の1が消失

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秋は紅葉の景色が広がる

秋は紅葉の景色が広がる

最近はこれまで整備されていなかった「野長城」と呼ばれる部分にも観光客が訪れるようになり、劣化が加速している。落書きや盗難の被害も後を絶たない。歴史的な文字などが刻まれたれんがを、住民が売り飛ばしている例もあるという。

董氏は対策として、地元当局が住民に補助金を出したり正しい知識を広めたりして保護を呼び掛ることや、破壊活動への処罰を強化することを提案している。「たとえば先日、寧夏回族自治区の当局が農地開発のために万里の長城を破壊した際、責任者は口頭で注意を受けただけだった」と指摘する。

同氏はまた、地元住民が観光客に保護を呼び掛けるといった活動を、将来の世代にわたって続けるべきだと話している。

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