イスラエル紙、パリ行進写真から女性首脳の姿を削除

(CNN) フランス・パリで11日に各国首脳が参加して行われた連続テロへの抗議行進に関する報道で、イスラエルのユダヤ教超正統派系の新聞「HaMevaser」がドイツのメルケル首相など女性政治家の姿を削除した写真を掲載していたことが分かった。

同紙は写真をデジタル処理して第1面に掲載。メルケル首相のほか、欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表やパリのイダルゴ市長の姿も削除していた。

超正統派では女性の画像を他人に見せることは慎みに欠けるとして避けられる傾向がある。イスラエル紙ハーレツによれば、超正統派の政党では女性の出馬も認められていないという。

だが今回の写真の修正に関してはやりすぎだとの声も上がっている。ハーレツは「超正統派のコミュニティの外で女性が世界の舞台に立ち、物事を動かしているという事実を否定する」のに等しい行為だと指摘、「恥ずかしいこと」だと伝えている。

超正統派系のメディアが女性政治家の姿を写真から消す事例はこれまでにもあった。2011年にはニューヨークに本拠を置く超正統派の新聞が、国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者の殺害作戦の映像をホワイトハウス高官が見ている有名な写真から、当時のクリントン国務長官の姿を削除した。

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