ミャンマーで夜間外出禁止令発令 宗教間衝突受け

(CNN) ミャンマー第2の都市マンダレーで今週、仏教徒とイスラム教徒が2日間にわたって激しく衝突し、当局は同市に夜間外出禁止令を発令した。マンダレーの治安担当相によると、1日に暴動が発生して以来、これまでに2人が死亡し、14人が負傷したという。

暴動は、仏教徒の女性に暴行したとされるイスラム教徒の男性が経営する喫茶店を暴徒が襲撃したのをきっかけに始まり、次の日の夜まで続いた。

地元紙によると、マンダレーでは2日間で計8件の衝突が発生。暴動には450人が関与し、中には剣、拳銃、ナイフ、棒などで武装した者もいたという。当局は、死亡した2人のうち1人はイスラム教徒、もう1人は仏教徒としている。ミャンマーは仏教徒が多数を占め、イスラム教徒は全人口の5%ほどにすぎない。

ミャンマーではここ数年、イスラム教徒を標的とした暴力事件が何度か発生しており、「969運動」など、過激な仏教徒による国家主義的運動がイスラム教徒に対する憎悪を煽っているとされる。

国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチのマシソン氏は、今回の暴動でも、969運動の精神的指導者ウィラツ氏などの過激な僧侶たちが「極めて重要な役割」を果たしたようだ、としている。

イスラム教徒の男性が経営する喫茶店に対する憎悪が高まったのも、ウィラツ氏がフェイスブックに喫茶店主の女性暴行疑惑について書き込みを行い、ミャンマー政府に「イスラム聖戦士」に対する厳しい対応を求めたのがきっかけだった。

マシソン氏によると、暴動に参加した暴徒の中には多くの僧侶が含まれていたという。

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