政治的混乱続くタイ 陸軍が戒厳令、「クーデターではない」

タイ全土に戒厳令

(CNN) タイ陸軍は20日午前3時、同国全土に戒厳令を発令した。軍関係者が同日CNNに明らかにした。

陸軍の放送局は、「陸軍の目的は平和と秩序、公衆安全の維持にある」「国民は動揺してはいけない。平常通りの業務は続行できる。戒厳令の発令はクーデターではない」とするテロップを流した。

公共テレビ放送は、同国の全テレビ局で軍が守りに就いたと発表し、首都の放送局前に兵士や装甲車が配備された様子を映し出した。

これに先立ちプラユット陸軍司令官は15日の国民向け演説で、「もし暴力が高じて暴動が発生すれば、陸軍は平和と秩序を取り戻すために武力行使に踏み切らざるを得なくなる」と警告していた。

同国では政治的対立が深まる中、政府支持派と反対派がそれぞれ大規模な抗議集会を展開しており、インラック前首相は司法判断を受けて閣僚9人とともに失職した。

軍関係者は戒厳令について、クーデターではないと強調し、具体的な制限内容については現在取りまとめ中だと話している。

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