アシアナ機事故、脱出時に荷物抱えた中国人画像で論議

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事故機の機内の様子=NTSB提供

事故機の機内の様子=NTSB提供

また、旅客機の安全対策パンフレットに目を通さず、乗務員による口頭での安全対策指示に耳を傾けない乗客を批判する多数の書き込みもあった。

アシアナ機から荷物を持ち出して脱出した中国人乗客も微博で、自らの行動を弁護した。中国最大手の電子商取引企業の社長と名乗る人物は「旅券、金など全てがバッグの中に入っていた」とし、「これを失ったら大変な事になっていた」と主張。

さらに、「機内の混乱はひどくなかったし、私の後ろの通路で走るような乗客もいなかった」と続けた。しかし、この書き込みに対しては複数の反論があり、「頭がおかしいのではないか。逃げる時に荷物を持参するのは無知だし身勝手。自分の行動を正当化しているがその行動が他人の死亡につながったかもしれない。持ち物はあなたに重要だろうが、より大事なのは他人の命だ」などと説いた。

アシアナ機事故の原因究明では、緊急事態時に持ち出せる荷物や乗客が取るべき対応について乗務員がどのような指示を出したかが調査対象となっている。韓国紙の中央日報は同航空の話として、乗務員はドアを開け、脱出用シューターを作動させて乗客の安全避難を助けたと報じている。

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